泥団子、作ったことはありますか?
実はちょっとしたコツを抑えることで、ピカピカの泥団子が作れるんです!
この記事では、【おはスタ(月〜金曜の朝放送中】の番組内で『砂場研究家どろだんご先生』が教えてくれた方法をまとめました。
これを読めば、あなたも泥団子作りのプロになれるかもしれません!
さあ、準備はいいですか?
泥団子作りにピッタリな土を選ぼう
泥団子作りの第一歩は、良い土を選ぶことです。
どんな土を使えばきれいな泥団子ができるのでしょうか?
土には4つの種類がある

土は粒の大きさによって4種類の呼び方に分かれています。
泥団子は、粘土と砂の2種類を混ぜて作るよ!
砂だけだと崩れてしまう泥団子を、粘土質の土で固めることで、硬い泥団子が作れるんだ!
- 泥団子には欠かせない粘土質の土
学校の裏手の日陰に多くある土。手に取った時にパキパキになって固まっているのが最高! - 砂場の土
砂や石が多い土では、表面が粗くなり、丸い形にするのが難しくなります。できるだけ細かくて柔らかい土を選びましょう。 - 玄関マットの下にお宝土!?
粘土質の土は靴の裏に付きやすいんだ。それが玄関マットで落とされて、マットの下に溜まっているかも!?乾燥し細かくなった粘土質の土が手に入るチャンス!仕上げに使うと綺麗な泥団子になるよ!
カチカチ泥団子の芯(核)を作ろう
用意するもの

- 中心用の粘土150g
- 砂
- 仕上げ用の粘土
- 水(30ccを計量カップで計って使う)
- 牛乳瓶
- 粘土板
粘土と砂は袋に入れて準備すると、部屋が汚れにくく作りやすいよ!
袋は中の土を混ぜる為にフリフリする為、ジップロックなど口の閉じれるものがオススメ
仕上げ用の粘土は、粒がなるべく細かいものを準備しよう
作り方の手順
- 150gの粘土と砂を袋の中で混ぜる
- 計量カップで水30ccを計り、粘土と砂を混ぜた袋に入れる
- 水を入れたらしっかり口を閉じ、縦に10回大きく振る。(中の砂と粘土をしっかり混ぜる)
- 上下をひっくり返してもう一度、縦に大きく10回振る
- 両手で袋を挟んで30回、シャカシャカ振る
- 袋の上からオニギリを握るように、強く握って土をひとかたまりにする
- ひとつの丸になったら袋から出して、粘土板の上で出っ張りを確認しながらキレイな丸に整える
牛乳瓶で乾燥防止

ずっと手で触っていると、泥団子の表面だけ温度が上がってヒビ割れやすくなる。
泥団子の表面の温度が上がりすぎないように、手に触れない時間も作るとうまくいくよ!
泥団子の芯(核)を強くしよう
泥団子の芯(核)が完成したら、次は強度を上げていこう!
水は乾燥している方に逃げていく、その性質を生かして、芯の部分にある余計な水分を抜いていこう!
そうする事でより硬い泥団子が出来上がるよ!
仕上げの手順

泥団子の表面に細かい粘土(仕上げ用)をつけ,1分ほど牛乳瓶の上で休ませる
- 表面の粘土に、核の水分を吸い取ってもらおう!

牛乳瓶を手でしっかりと押さえて、泥団子を手前に回す。
- 外に出てきた水分と表面についた余計な土を落としていこう!
- この時の泥団子はまだ柔らかい!崩れないように優しく削ろう!!
- キレイな丸い形にする為に、ビンに付いた泥はこまめに取り除こう!
表面に粘土(仕上げ用)をつける
↓
1分休ませる
↓
削る
この工程を6回ほど繰り返してやろう!!
そうすれば、カチカチの泥団子が出来上がるよ!
ピカピカにする為の秘密道具
最後の工程、硬く丸い泥団子が出来上がったら、表面をピカピカに磨き上げよう!!
オリーブオイルでピカピカ団子に!

サラダ油ではダメだよ!!
泥団子の表面をすべらせるためにオリーブオイルを使っていこう!!

牛乳瓶の底に、コットンでオリーブオイルを塗ろう。
塗れたら牛乳瓶の底を泥団子に優しく当てて、コロコロ回すように磨き上げよう!!
これでピカピカの泥団子の完成だよ!!!
作った泥団子の保管方法
泥団子を作った後、しっかりと保管しておかないと、割れてしまったり、乾燥して形が崩れてしまうことがあります。泥団子を長くきれいなままで保つための方法を紹介します。
1. 乾燥具合を調整する
泥団子を作った直後は、完全に乾かさないほうが良いです。少し湿った状態を保っておくことで、割れにくく、柔らかい状態を保てます。しかし、乾かしすぎると割れやすくなるので注意が必要です。
- 風通しの良い場所で保管しましょう。直射日光に当てると急激に乾燥してしまうので、日陰で風通しの良い場所に置いてください。
2. 箱や容器に入れて保管
泥団子が完全に乾いて割れにくくなったら、保管する際に箱やプラスチック容器を使うと便利です。こうすることで、泥団子が壊れることを防げます。
- クッション材を使う: 容器の中に新聞紙やクッション材を入れて、泥団子が動かないようにしましょう。これで衝撃を吸収して、壊れるのを防ぐことができます。
3. 湿気がある場所に保管
もし泥団子を長期間保管する場合、湿気のある場所に置くと土が乾きすぎません。湿度が保たれた場所、たとえば風通しの良い室内や地下室が理想的です。
- ジップロック袋に入れる: もし湿度を一定に保ちたい場合、ジップロック袋に泥団子を入れて、空気を少し抜いた状態で保管すると、乾燥を防ぐことができます。
4. 触らないように保管
泥団子が乾燥してきたら、できるだけ触らないようにしましょう。手で触れると、割れやひびが入る原因になります。保管場所に置いた後は、しばらくそのままで楽しむことが大切です。
まとめ
泥団子作りは、ただ土をこねて丸めるだけの作業ではなく、自然と触れ合いながら集中する楽しい時間です。自分で作った泥団子がきれいに仕上がると、とても達成感がありますよ。友達や先生と一緒に泥団子作りを楽しんで、素晴らしい作品を作ってみましょう!
泥団子を作った後も、大切に保管することで、長くきれいな状態を保つことができます。風通しの良い場所で湿り気を保ちつつ、衝撃を避けるために柔らかい素材で包んだり、容器に入れて保管することがポイントです。
さあ、あなたも今すぐ泥団子作りに挑戦してみよう!