ある日ふとフェンスを見ると、蜂が1匹せっせと何かを作ってる…!
これ、もしかして巣?
と思ってぞっとしたママさん・パパさんも多いはず。
特に小さな子どもがいるご家庭では、蜂の巣の早期発見&安全な対処が超重要!
この記事では、
蜂を見つけたときの行動ポイント
安全な駆除法
再発防止策
を、わかりやすくまとめました!
蜂の巣を見つけた時の対処法
1. まずは近づかない!
巣や蜂を見つけたら、刺激せず距離をとる。
手で払う・大声を出す・香水などはNG!
蜂が来たら急に払ったりせず、静かにその場を離れるのが大事。
子どもにも、「手を振り回さない・走らない」ことを教えておくと安心。
2. 巣の大きさと蜂の数をチェック(できる範囲で)
巣が小さい&1匹だけなら初期段階の可能性大
大きな巣・多数の蜂の場合は自力駆除は危険!専門業者に相談を
3. 駆除は「夕方〜夜」が鉄則
蜂は日中に活動、夜は巣に戻って動きが鈍いため安全度アップ
駆除作業を行う場合は、長袖・帽子・軍手などで肌の露出を避けて
4. 駆除後は「巣の撤去+跡地の消毒」が必須!
駆除する時に巣に向かって蜂ジェットを多めにかけても、巣をそのまま残しておくと再利用される可能性がある。
蜂ジェットで殺虫成分はしっかり効いていても、巣そのものに残っている蜂のフェロモン(におい)が他の蜂を呼ぶことがあると言われています。 特にアシナガバチは他の女王蜂が「空き物件」として再利用する例があります。
確実に駆除するためにも、巣は撤去して、消毒用アルコールや薄めた漂白剤で跡地を拭くのがおススメ
5. 再発予防には「ダミー巣+天然スプレー」
100均グッズや手作りでOKなダミー蜂の巣を吊るす
ハッカ油スプレーや木酢液もおすすめ!
コスト0!自作ダミー巣の作り方はコチラ↓
【コスト0!】ハチ対策に自作でOK!子どもとできるダミー巣作り – わくわくポケット
【子どもがいる家庭なら特に注意!】
登園・通学ルートや遊び場もチェック
蜂の巣ができやすい場所(軒下・ベランダ・フェンス裏)を定期的に観察しましよう!
蜂が来ないようにする予防策
蜂は「ここ住みやすそう!」と思う場所には何度でも現れます。
蜂にとっていい環境を作らない為の方法をご紹介します。
蜂が嫌う匂いを使う
ハッカ油スプレー
効果:蜂・蚊・アリなどが嫌がる匂いで寄せつけない
【材料(100ml分)】
水:90ml
無水エタノール:10ml(薬局で買える)
ハッカ油:5〜10滴(最初は少なめにして調整)
スプレーボトル(ガラスまたはPET素材)
①スプレーボトルに無水エタノールを入れる。
②ハッカ油を加えてよく混ぜる。
③最後に水を加えて混ぜれば完成!
使用方法
フェンス・窓枠・軒下・玄関周りにスプレー。
1〜2日に1回くらいの頻度で使うと◎。
屋外に使うなら朝夕など蜂が活動する前のタイミングがベスト。
注意点
ハッカ油は天然成分だけど、原液は刺激が強いので、子どもが直接触れない場所に使うこと。
スプレー中は子どもが近くにいないようにすると安心。乾けば安全。
猫にはNGなので、猫を飼ってる場合は控えてね。
木酢液(もくさくえき)
効果:強い燻製のような匂いで蜂を寄せつけにくい
木酢液はホームセンターなど、園芸コーナーで手に入ります。
使用方法
フェンスや軒下など蜂が来そうな場所にスプレー。
木酢液には独特な匂い(燻製+酢のようなにおい)があるけど、その匂いが蜂よけに効果的。
注意点
匂いが強いので、屋外専用。
子どもが嫌がることもあるので、様子を見ながら使用してください。
おすすめの使い分け
普段使いには、ハッカ油スプレー(清涼感もあり◎)
より本格的に対策したい場所に絞って、木酢液スプレーを撒く
フェンスや家の軒下など、「よく作られる場所」に注意
巣作りしそうな場所にはダミーの蜂の巣(自作や100均などでも買える)を吊るすと効果的。
【コスト0!】ハチ対策に自作でOK!子どもとできるダミー巣作り – わくわくポケット
特にスズメバチなどは「ここは他の群れの縄張りだ」と思って避けることがある。
不要な木材やプランター、段ボールなどは放置しない
アシナガバチなどはそういう場所も好んで巣作りをしに来ます。
不要なものはなるべく片付けましょう。

蜂の活動時期(時間帯)と種類
発見したのが1匹だから、大丈夫。
そう思っていたら、いつの間にか大きな巣が完成していた!?
そうならないために、蜂が活発に活動する時期(時間帯)をまとめました。
季節ごとの蜂の巣と蜂の状況
時期 | 状態 |
4月~6月 | 女王蜂が1匹で新しい巣作りを始める |
7月~8月 | 巣が大きくなり、働き蜂が増える。攻撃性もUP! |
9月~10月 | 最大規模に。特にスズメバチは凶暴化する時期 |
11月以降 | 気温低下で蜂の活動が低下。巣も放棄される。 |
※今の時期(5月)は、女王蜂が1匹で巣を作ってる段階のことが多い。でも、放っておくとすぐに仲間(働き蜂)が増えて大変な状態に!!
蜂の種類のざっくり見分け方(身近な3種)
◆ アシナガバチ(5月頃に巣作りすることが多い)
見た目は細長くて脚が長い、黄×黒だけどスリム
性格は比較的おとなしいけど、巣に近づくと刺す
巣の形はシャワーヘッドみたいな形をしている(初期は親指サイズ)
巣を作りやすい場所は【軒下、フェンスの裏、エアコン室外機の裏】など
◆ スズメバチ(攻撃性が高い)
見た目はガッチリしてて、大きめ(2.5〜4cm)
性格は攻撃性が高く、巣に近づくと即反応
巣の形はボール状(初期は小さなマーブルチョコサイズ)で茶色い模様
巣を作りやすい場所は【屋根裏・木の穴・土中など(人目につきにくい場所)】
◆ ミツバチ(攻撃性は低め)
見た目はふわっとしてて小さめ、黄色っぽい
性格は基本おとなしい(でも追い詰めると刺す)
巣の形は、蝋(ろう)っぽい感じで六角形が並ぶ
巣を作りやすい場所は【壁の隙間、天井裏など密閉空間】
蜂の活動時間(避けたい時間帯)
活発に動くのは、日中の10〜15時頃。温かい時間帯が特に注意。
朝方や夕方は動きが鈍い為、駆除・巣の撤去をするなら朝早くか日が沈んだ後が安全。
駆除を行うときは、たとえ1匹でも、長袖・長ズボン・帽子・手袋などを着用。肌の露出はNG!
黒い服や髪は狙われやすいので、白っぽい服を着て行いましょう。
今日見た1匹、仲間の可能性は?
蜂を1匹見つけたら、仲間が増える可能性大です!
1匹=女王蜂の可能性が高く、これからどんどん働き蜂を生んでしまいます。
巣を完成させたらあっという間に「数十匹〜100匹」になることも。
今のうちに完全に駆除して、巣の跡地も掃除することが本当に大切です!
心配な場合は…?
巣が手の届かない場所にある、または蜂の種類が分からない(スズメバチの可能性あり)場合は、市役所や害虫駆除業者に相談するのが安心。
「1匹だけだったし小さい巣だったからOK」と思って放置すると、夏に地獄を見ることも…!
駆除後1週間の観察が大事!
「同じ場所にまた蜂が来るか」をよく観察してください。
もし別の蜂が来てウロウロしてたら、「仲間が死んだのを確認に来てる」可能性あり。
その場合も近づかず、ジェットをすぐ使えるように準備しておきましょう!
【まとめ】
これから夏にかけて増えてくる【蜂】
自分自身や家族を守る為にも、きちんと対策をしておきたいですね。
蜂ジェットだけでは退治は出来ても「再発防止」にはなりません。
「巣の撤去」と「跡地の消毒」までやってこそ安心!
蜂って怖いし危ないけど、正しく知っておけば落ち着いて対応できる!
特に今の時期は巣作りが始まる初期段階。
ちょっとした対策で、大きな被害を防げるんです。
手間だけど、未来の自分を守る為!!
今年の蜂対策を、一緒に頑張りましょう!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。