好きなことに夢中になっている時、気づけば時間があっという間に過ぎていた
そんな経験はありませんか?
それは「フロー状態」と呼ばれる心の状態になっていたんです。
この記事ではフロー状態について、どんな現象なのか、
寝ている時間が短く感じるのも同じ現象なのか
故意にフロー状態になれるの?
子どもの勉強に生かすことは出来ないか・・・
など、作者が気になったいろんな視点から『フロー状態』についてまとめてみました。
寝ている時間が短く感じるのもフロー状態なの?
寝ている間に時間が早く過ぎるように感じるのは、私たちが眠っている間、周囲の状況に対する意識が低下するためです。
起きているときは、視覚や聴覚などの感覚を通じて時間の経過を感じ取りますが、眠っているときはこれらの感覚が鈍くなるため、時間の流れをあまり意識しません。
特に深い眠りの段階(徐波睡眠)では、脳の活動が低下し、外部からの刺激に対する反応も減少します。
このため、目覚めたときに「もう朝?」と感じることが多いのです。
「感覚が少ない=時間を意識しない=時間が早く感じる」っていう点ではフロー状態と似ていますが、フロー状態とは違う現象です。
フロー状態とは?
フロー状態とは、心理学者ミハイ・チクセントミハイ氏が提唱した概念で、
ある活動に深く没頭し、高い集中力と充実感を得ている状態を指します。
この状態では、自己意識が低下し、時間の感覚が変化するなどの特徴があります。
フロー状態の特徴
フロー状態に入ると、以下の減少が起こります。
明確な目標と即時のフィードバック
取り組んでいる活動の目標が明確で、行動の結果がすぐに分かること。
自己意識の低下
活動に没頭することで、自分自身の存在を意識しなくなる。
時間感覚の変化
時間が非常に早く過ぎる、または逆にゆっくりと感じられる。
自己コントロール感
自分の行動や環境をコントロールしているという感覚を持つ。
フロー状態に入る方法
フロー状態に入るためには、ある程度の条件を整えることが必要です。
適切な難易度の課題を選ぶ
自分のスキルレベルに対して、少し挑戦的な課題を設定する。
難しすぎると不安を感じ、簡単すぎると退屈してしまうため、バランスが重要です。
明確な目標を設定する
何を達成すべきかを具体的に定めることで、集中しやすくなります。
即時のフィードバックを得る
行動の結果がすぐに分かる環境を作ることで、モチベーションを維持しやすくなります。
集中できる環境を整える
外部からの雑音や邪魔が入らないような環境を作ることが大切です。
フロー状態は意図的になれるものか?
勉強や仕事に、フロー状態が取り入れられたら捗りそう。
フロー状態は、上記の条件を整えることで意図的に入りやすくなります。
ただし、個人差や状況によって、必ずしも毎回フロー状態に入れるわけではありません。
フロー状態の持続時間
フロー状態=極限の集中状態
フロー状態の持続時間は個人や状況によって異なりますが、人間の集中力には限界があるため、長時間持続させるのは難しいとされています。そのため、適度な休憩を取り入れることが推奨されます。
子ども心をくすぐる!?フロー状態の伝え方

学校の宿題とか、フロー状態に入ることができれば余裕じゃない・・・?
アニメや漫画が好きな人におススメ
フロー状態をい能力っぽくしてみました。
能力名:絶対集中領域(アブソリュート・フォーカス)
【効果】
・発動者は時間の流れを感じなくなり、目の前の対象に完全に没入する。
・外界の音も雑念もシャットアウト。集中力は通常の10倍。
・副作用として、終了後に「え、もうこんな時間!?」の時差ぼけ感あり。
【発動条件】
・“挑戦しがい”のある課題と“少しの好奇心”
・フィードバックを即時に受け取れる環境(例:正解した!進んだ!)
・気が散らない空間(静寂の結界)
こんなふうに中二っぽく説明したら、
「フロー状態ってやべえ能力だ!」って燃えて、
「今から俺、絶対集中領域、発動するわ」って言って勉強に入ってくれるかも?
まとめ
実際、フロー状態というのは脳のドーパミン系も活性化してて、気分も良くなるし、スキルも伸びやすいらしい。
フロー状態って、異能力が出てくるアニメや漫画の“強化系スキル”みたい。
何より、フロー状態が成功したら、宿題は終わるし、自分はカッコいいし。
本人も保護者も満足できるのでは?
そんな簡単にいかないのも現実だけど・・・。
この記事が少しでも、子ども心を擽って
かっこよくスキルが発動できますように・・・。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。