秋のお散歩で、ついつい子どもが拾ってくる「どんぐり」や「松ぼっくり」。
まるで宝物みたいに大事そうに持って帰る姿、かわいいですよね。
でも気になるのが「虫、大丈夫かな?」
「ちょっと汚れてるかも…?」という心配。
せっかく拾ってきたものだから、安全に・きれいにして・長く楽しみたい!
そんな親子に向けて、今回は
拾うときのポイントから、洗い方、保管方法までをまとめました!
拾うときのポイント!キレイなどんぐり&松ぼっくりの見分け方
【どんぐり】
小さな穴があいていないものを選ぼう(虫が入ってるかも)
ツヤのあるもの・色が均一なものが◎
持ったときに軽すぎるものは中がスカスカ=虫に注意!
【松ぼっくり】
全体がしっかり開いているものがGOOD!(湿ってない証拠)
ベタベタしてないかチェック(樹脂で汚れやすい)
カビっぽいニオイや白いふわふわがついてないかも見てみて!
おうちに帰ったらすぐやろう!虫対策&洗い方
【どんぐり】
水で洗って汚れを落とす
塩水に10分ほどつける(虫がいると浮いてくるよ!)
浮いたものはバイバイ、沈んだどんぐりだけを使おう
鍋で5〜10分茹でて加熱殺虫!
キッチンペーパーなどに並べてしっかり乾燥(天日干しもおすすめ)
【松ぼっくり】
ぬるま湯に中性洗剤を少し入れて、優しく洗う
シャワーなどでよく流す
100度のオーブンで20〜30分加熱(虫・カビ対策に!)
よ〜く冷ましてから、天日干しで完全乾燥
長く楽しむために!保管方法のコツ
とにかくしっかり乾燥が大事!
完全に乾いたら、密閉袋やタッパーに乾燥剤と一緒に入れて保管
飾る場合は、風通しの良い場所に置くとカビにくい
子どもと工作に使うなら、チャック付き袋に入れてすぐ使えるようにしても◎
どれくらい持つ?どんぐり&松ぼっくりの「賞味期限」みたいな目安
どんぐりや松ぼっくりの「保ち具合」について
ちゃんと虫対策&乾燥&保管をすれば、数ヶ月〜1年以上キレイなまま楽しめるよ!
【どんぐり】
しっかり乾燥&加熱殺虫していれば、半年〜1年ほど保管可能
ただし!湿気が多い場所や直射日光が当たるところだと、カビや変色の原因に
長期保存したいときは、密閉+乾燥剤入りのタッパーやジップ袋がおすすめ!
※ちなみに、中身が入ってるどんぐりは乾燥してもちょっとずつ縮んだり割れたりすることがあるよ。
「中身抜き(帽子だけor空洞どんぐり)」なら形が崩れにくい!
【松ぼっくり】
加熱処理+しっかり乾燥すれば、年単位で持つ!(2〜3年使ってる人もいるよ)
インテリアや工作に使う分には、カビや虫さえ防げば超長持ち
ただし、時間が経つと自然に色あせてくることも。
長持ちのコツまとめ
湿気は大敵!
→乾燥剤と一緒に密閉保存 定期的にチェックして、カビや変色がないか見る
色あせが気になるなら、ニスやトップコートでコーティングもアリ!
秋のおたからをもっと楽しもう♪工作アイディア

幼稚園児でも楽しめる、
松ぼっくり&どんぐりを使った工作アイデアをご紹介!!
道具もできるだけ身近なものを使って、親子で楽しめるものをピックアップしました
どんぐりファミリー(顔を描くだけ!)
【使うもの】
どんぐり、油性ペン(目・口など描けるもの) 、(フェルトやシール)
【あそび方】
顔を描いて、家族や動物に見立ててごっこ遊び!
【応用】
帽子をかぶせたり、フェルトで服を作ってもかわいい♪
沢山作って「どんぐり劇場」や「どんぐり幼稚園」にしてみるのも良き
松ぼっくりのミニツリー
【使うもの】
松ぼっくり、絵の具、ボンド、ビーズやスパンコール
【つくり方】
松ぼっくりに絵の具で色をつけて、乾いたら飾りを貼るだけ!
【ポイント】
緑に塗っても、カラフルにしてもOK!
星型シールやビーズで“クリスマスツリー風”に♪
どんぐりコマ(まわせるおもちゃ)
【使うもの】
どんぐり、つまようじ、ボンド 、(穴を開ける為のキリがあると便利)
【つくり方】
どんぐりの底に穴を開けて、つまようじを差し込むだけ!
【ポイント】
ペンで模様を描くと、回したときにキレイ!
模様で「だれのが一番回る?」ゲームに!
注意!!
どんぐりに穴をあける際は、ケガをしないよう大人の方が行う
秋の森のジオラマ
【使うもの】
空き箱、どんぐり、松ぼっくり、木の葉、枝、ボンド 、(紙粘土)
【つくり方】
箱の中にボンドで貼って、秋の森を再現!
【ポイント】
どんぐり動物や落ち葉の道など、自由に飾って世界観を作ろう♪
紙粘土で動物を作って加えると世界が広がる!
松ぼっくりモンスター or どんぐりバケモノ
【使うもの】
松ぼっくりやどんぐり、目玉シール、モール、カラフルな紙
【つくり方】
自由に飾ってモンスター風にアレンジ!
【ポイント】
「変な生き物を作ろう!」って言うと子ども大喜び!
名前をつけて、オリジナルのモンスター図鑑を作っても楽しい!
作品作りの参考に!どんぐり&松ぼっくりをくっつける接着剤選び
いざ工作をしようと思うと、よく使うのは接着剤。
子どもと作るなら、なるべく安全なものが良いですよね。
できれば壊れにくいと嬉しいところ。
どんぐりや松ぼっくりを接着するための道具をいくつかご紹介します。
仕様の際の注意点やしっかりくっつけるためのポイントもご紹介!!
【おすすめNo.1】木工用ボンド(白い水性タイプ)
安全性:◎(有害な成分なし、手についてもOK)
接着力:◎(乾くとしっかり固定される)
扱いやすさ:◎(チューブや容器でそのまま使える)
紙・木・布など、どんぐりや松ぼっくりがくっつきやすい素材にぴったり!
【ポイント】
塗ってから少しギュッと押しつけて、乾くまで待つのがコツ!
他の選択肢
グルーガン(低温タイプ)
接着力:最強! でも、やけどのリスクがあるから、園児はNG。
→ 親が手伝うときにだけ使ってね。
両面テープ(工作用)
簡単・手軽!
軽いもの同士(どんぐり+紙など)ならくっつくけど、重いパーツは取れやすいかも。
色を塗るならこれ!幼稚園児でも使いやすい道具
飾り付けに使いやすい道具もまとめてご紹介!!
【おすすめNo.1】ポスターカラー or アクリル絵の具(+筆)
発色が良くて、木の実にもちゃんと色がのる
アクリル絵の具は乾くと耐水性も出るので長持ち
ただし、服につくと落ちにくいのでスモックや古着で作業がおすすめ!
→ 水性のポスターカラーでもOK!やさしい色合いで使いやすいよ。
【おすすめNo.2】マジック・油性ペン
手軽で準備いらず!乾きも早い!
細かい絵や顔を描くときにぴったり
その他、お楽しみアイテム
綿棒やスポンジでポンポン塗り → 模様つけにも便利!
指でぬるフィンガーペイント風も楽しい!(汚れても大丈夫な日限定!)
安全&楽しく工作するためのプチアドバイス
ボンドや絵の具はトレイに出して使うと、こぼしにくい&管理しやすい!
接着や塗りは「大人と一緒に」を合言葉にして、
「固まるまで待つ」時間も楽しんで♪
終わったら、「作品を乾かすコーナー」を作ってあげると達成感がアップ!
親子工作のあとラク〜に片付けできる工夫まとめ!
子どもが工作をした達成感に浸っている間、
大人には面倒な片付けという名の作業がありますよね。
少しでも楽になるように、片付け(作業前の準備)のアイデアをご紹介します
「作業マット」を用意する
新聞紙や大きめのレジャーシート、いらないカレンダーなどでもOK!
終わったらそのままゴミごとくるっと包んでポイ!
ちょっと可愛い柄の布を「工作マット」にしておくと、子どももテンションUP!
「工作トレー」を使う
100均のおぼん・トレー・お弁当箱のフタでも!
色ぬり・ボンド使い・ビーズの管理などをそれぞれ個別トレーでやると散らかりにくい
兄弟がいる場合は「これは◯◯くんのトレーだよ」と分けるのもおすすめ!
「道具セット」はバスケットにまとめておく
ボンド・はさみ・筆・絵の具・筆洗…
よく使うものは1つにまとめておくと準備も片付けも早い!
ダイソーの「ツールボックス型ケース」も使いやすいよ!
「作品乾かしコーナー」を作る
作り終わった作品を置く専用スペースをあらかじめ決めておく
(棚の一角や段ボールでもOK)
「ここに置いて乾かそうね〜!」って流れにすると、
片付け=完成感になって気分よく終われる!
最後は「お片付けゲーム」に!
「どっちが早くボンドキャップ閉められる?」
「ハケを元の場所に戻すレース!」
みたいに片付け=遊びにすると、片付けを手伝ってくれる場合が・・・。
終わったら「工作マスター認定!」とか言って拍手すれば、テンション上がること間違いなし♪
汚れてもいい服を「工作用スモック」にしよう!
パパやママの古Tシャツを切って使っても◎
子どもが自分で着る「工作服」があると、やる気もお片付け意欲もUP!

まとめ
どんぐりや松ぼっくり、集めるだけじゃもったいない!
ちゃんと手入れをすれば、どんぐりや松ぼっくりは大人も子どもも楽しめる秋の工作アイテムに変身することができます。
拾っただけで終わりじゃなくて、
おうちに帰ってからもワクワクが続くって、最高ですよね!
今年の秋は子どもと一緒に、
秋の自然をもっともっと楽しもう♪
素敵な作品ができますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。