珪藻土マットの水はどこへ?吸水力が落ちた時の手入れ方法&長持ちのコツ

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お風呂上がり、足元がすぐサラサラになるあの快適さ。

珪藻土マットって本当に便利ですよね。

でも、最近ちょっと「前ほど水を吸わないな…?」なんて感じていませんか?

実はそれ、汚れや湿気で吸水力が落ちているサインかもしれません。

でも大丈夫!

ちょっとしたお手入れで、またあの気持ちよさが戻ってくるんです。

せっかくのお気に入りマット。

買い替える前に、一緒にお手入れしてみませんか?

珪藻土マットって何でできてるの?

珪藻土(けいそうど)は、「珪藻(けいそう)」という藻の一種の化石からできた天然素材

その化石が長い年月をかけて海底や湖底に堆積してできた土なんです。

無数の小さな孔(あな)があるのが特徴で、この孔が水分をすばやく吸収してくれる為、バスマットとして使われています。

水はどこへ消える?仕組みを簡単に解説

珪藻土の穴が吸い取った水分は、珪藻土のミクロの穴に一時的に蓄えられたあと、ゆっくりと空気中に蒸発していきます。

そのためマット自体がびしょびしょにならず、短時間でサラサラに戻るのです。

使用後は乾燥しやすい場所に置くと、吸水力も保ちやすいよ

吸水力が落ちた?その原因は・・・

最初は足の裏に吸い付く感覚があったのに・・・。

いつの間にか吸水力が落ちた?

この記事を読んでいるあなたは、きっと吸水力の低下を感じているはず。

実は吸水力低下の原因は、皮脂・石鹸カス、ホコリなどが珪藻土の孔に詰まっているからなんです!

長く使っていると、ゴミ(皮脂や石鹸カス)が孔の表面を覆ってしまい、珪藻土が水を吸えなくなってしまいます。

その結果、吸水力が落ちたと感じているのです。

復活の為の手入れ方法

吸わなくなってしまったなら、買い換えないとダメ?

いいえ!!まだ希望はあります!!!

表面をヤスリ(紙やすり・サンドペーパー)で軽く削る

表面の汚れや詰まりを取ることで、吸水力を取り戻すことができるのです!

ただし、やみくもに削っても表面を傷つけるだけで、意味がない(むしろマイナス!)

下記に注意点をまとめました。

【削るときの注意点】

1. 目の細かいやすりを使う(#240〜#400)

目が粗すぎると、表面がガサガサになって肌触りが悪くなるよ。

#320あたりがちょうどいいバランス。

2. 軽く撫でるように削る

力を入れすぎると、マットが欠けたりひび割れたりする原因になるので、「表面を整える」くらいの感覚でOK。

3. 削ったあとはよく拭く&乾燥させる

削った粉が孔をふさがないように、掃除機や乾いた布で粉をしっかり取り除きましょう。

そのあと、風通しのいい場所でしっかり乾かすとベスト。

重曹水で表面を拭く(軽度な場合)

中性洗剤や重曹水で優しく拭くと皮脂汚れが落ちることも。

※洗剤を使う場合は、しっかり乾かすことが大事!

長持ちのコツ&やすりがけの注意点

・定期的に立てかけて乾燥させる(週1回くらい)

・月1〜2回、軽くやすりがけ or 乾拭き (やすりの後は粉の処理も忘れずに)

・直射日光・湿気の多い場所は避ける(ひび割れ・カビの原因に)

それでもダメなら…買い替えの目安は?

珪藻土マットは正しくケアすれば2〜3年は持つと言われているけど、次のような状態なら買い替えを検討してください。

  • ひび割れが深くなってきた
  • 表面を削っても吸水力が戻らない
  • 黒ずみやカビが内部まで浸透している
  • ポロポロと粉が落ちてくる

また、最近はリサイクル回収をしているメーカーもあるので、買い替えの際にチェックしてみるのもおすすめです。

まとめ

珪藻土マットは、ちょっとした工夫で吸水力がぐんと戻る、頼れるアイテム。

正しいお手入れをすれば、買い替えずに長く使い続けることもできます。

気になっていた方は、この機会にぜひ一度、おうちのマットを見直してみてくださいね。

「あれ?けっこう簡単かも」なんて思ってもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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