子どもと郡上八幡城へ!注意点・アクセス・季節の映えスポット完全ガイド

郡上観光
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郡上八幡のシンボル「郡上八幡城」は、四季折々の絶景が楽しめる人気スポット。

でも、小さな子どもと一緒だと
「坂道は登れる?」
「トイレは?」
「休憩できる場所はある?」
など、心配なことがたくさんありますよね。

この記事では、未就園児と一緒でも安心して観光を楽しめるように、注意点やアクセス情報、季節の映えスポットをわかりやすくまとめました。

家族で郡上を訪れる前に、ぜひチェックしてみてください。

はじめての郡上八幡城、子連れでも楽しめる?

未就園児連れでも楽しめますが、事前の準備と心構えが大切です。

郡上八幡城は、天守までの道のりがそれほど長くなく、所要時間もコンパクト。
天守からの眺めも美しく、城下町を一望できる絶景が広がっています。
そのため、子どもと一緒でも観光しやすいスポットといえます。

ただし注意したいのは、登城ルートに坂道や石段が多いこと
ベビーカーは使いづらく、抱っこひもがあると安心です。

また、滑りやすい箇所や日差しの強い場所もあるため、帽子や水分補給の準備もお忘れなく。

八幡城は「事前に知っておけば、ぐっと快適に楽しめる」。そんな場所です。
子どもと一緒に自然と歴史を感じられる、貴重な時間を過ごせますよ。

郡上八幡城へのアクセス・駐車場情報

郡上八幡城の基本情報

項目内容
住所岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
アクセス(車)東海北陸自動車道「郡上八幡IC」から約10~12分
アクセス(電車・バス)長良川鉄道「郡上八幡駅」からタクシーで約10~12分、
「まめバス」赤ルート「城下町プラザ」下車 徒歩15~20分
営業時間
(3~5月・9~10月)
9:00~17:00
(最終受付:閉城15分前)
営業時間
(6~8月)
8:00~18:00
(最終受付:閉城15分前)
営業時間
(11~2月)
9:00~16:30
(最終受付:閉城15分前)
休業日12月20日~1月10日
入場料大人400円
小人200円(団体割引あり)
トイレ城内にはなし。
最寄りは山頂駐車場または
城下町プラザの公衆トイレを利用
バリアフリー対応山頂駐車場にバリアフリートイレあり。
城下町プラザは段差なし
多目的トイレ・点字ブロック
車いす貸出など対応
その他ペット同伴可(キャリーバッグ利用)
クレジットカード・電子決済対応

車でのアクセス・駐車場の場所と料金

郡上八幡城へは、車でのアクセスが便利ですが、駐車場の場所や道路状況には注意が必要です。

郡上八幡ICからお城までは、車で約10分程度。
道中は細い山道もあり、特に山頂付近はすれ違いが難しい場所もあるため、運転には注意が必要です。駐車場は複数あり、目的や混雑状況に応じて使い分けるのがおすすめです。

以下は代表的な駐車場の一覧です。

駐車場名徒歩時間台数料金特徴・注意点
郡上八幡城駐車場
(山頂)
徒歩すぐ約20~25台無料道幅が狭く、混雑時は規制の場合あり
城山公園駐車場約10分約17~20台無料山頂駐車場が満車時におすすめ
城下町プラザ
駐車場
約20分24台普通車530円有料。
夜間は別料金
市営愛宕駐車場約6~9分148台平日無料
土日有料
観光や買い物にも便利
市営日吉駐車場約10分24台時間制
(最初30分100円)
24時間利用可
旧庁舎記念館
駐車場
約10分13台30分以内無料
その後有料
城下町観光にも便利

ベビーカー利用の方は、山頂駐車場を使うと城までは比較的近いですが、坂道がスタートとなるため、抱っこひもの方が安心です。

徒歩の場合(市街地からの登城ルート)

城下町から郡上八幡城までは徒歩約20分ですが、上り坂が続くため小さな子ども連れの場合は抱っこひもがおすすめです。

「まめバス」赤ルートで「城下町プラザ」まで移動し、そこから徒歩で向かう方法もありますが、ベビーカーの使用は段差や坂道が多く難しいため、避けた方が無難です。

舗装された道ではありますが、雨の日は滑りやすくなる箇所もあるため、歩きやすい靴や帽子、水分補給の準備なども忘れずに。

未就園児連れでの注意ポイントまとめ

トイレ事情

天守内トイレなし
利用できるトイレ山頂駐車場、城山公園駐車場、城下町プラザ
授乳室・オムツ替え城内にはなし。
「旧庁舎記念館」や「郡上八幡駅」周辺、
「まちなみ交流館」などを利用
赤ちゃんの駅市内に複数あり
(授乳・オムツ替え可)

トイレは天守内にありません事前にふもとで済ませておくのが安心です。
小さな子ども連れの場合は、「郡上八幡旧庁舎記念館」などの設備が整った施設を活用しましょう。

登城ルートと段差・危険ポイント

郡上八幡城は山城のため、駐車場から天守までは10分ほどの上り坂と石段が続きます。

  • 雨の日は石が滑りやすく、苔や落ち葉にも注意が必要です。
  • 坂や階段は傾斜が強く、段差も大きいため、歩きやすい靴を履きましょう。

特に小さな子どもが歩くには不向きなので、無理に歩かせず、親が安全を確保しながら登ることが大切です。

③ 休憩スポット・軽食が取れる場所

場所内容
城カフェ明宝フランク、飛騨牛コロッケ
ソフトクリームなど販売。
ベンチや休憩スペースあり
城下町
(旧庁舎記念館)
食堂・売店あり。
郡上名物の定食やお土産も楽しめる

登城中に休憩できるベンチもありますが、飲み物や軽食は持参しておくと安心です。

抱っこひも or ベビーカーどっちが正解?

結論として、抱っこひもが断然おすすめです。
石段や傾斜が続くため、ベビーカーは移動困難で、途中で持ち上げなければならない場面もあります。

安全に登城するためには、両手が空く抱っこひもを使用し、親の足元にも気を配りましょう。

家族で撮りたい!【季節別】八幡城のおすすめ映えスポット

四季別・郡上八幡城の映えポイント早見表

季節おすすめ映えスポット
見どころ
写真映えのタイミング
桜とお城の共演
(4月上旬)
満開の午前中がベスト
緑あふれる山城と青空
霧に包まれる朝の幻想的な景色
雨上がりの朝
快晴の日中
真っ赤な紅葉とお城の白壁
(11月上旬)
晴れた午後の逆光が美しい
雪化粧の天守と静寂な城山積雪直後の早朝がおすすめ

春(桜)

  • 愛宕公園
    郡上八幡城を背景に約100本の桜が咲き誇る絶景スポット。
    樹齢400年の「墨染めの桜」も有名で、桜越しにお城を撮影できます。
    夜にはぼんぼりが点灯され、夜桜も楽しめます。
  • 城山公園
    城への遊歩道途中にあり、桜とお城のコラボレーションが美しい場所。
    春は新緑と桜のコントラストが映えます。
  • 吉田川親水遊歩道
    川沿いの桜並木と郡上八幡城を一緒に撮影できるスポット。
    川のせせらぎと桜、お城の組み合わせが春らしい一枚に。

夏(新緑)

  • 城内の石垣周辺・城山公園
    青々としたモミジや木々に囲まれた白亜の天守が映える季節。
    新緑とお城のコントラストが爽やかで、森林浴を楽しみながら撮影できます。
  • 天守最上階からの眺望
    夏は青空と山々、城下町の景色が一望でき、奥美濃の自然を感じる写真が撮れます。

秋(紅葉・ライトアップ)

  • 城内のもみじ並木
    「天守炎上」と称されるほど、真っ赤な紅葉に包まれるお城は圧巻。
    紅葉越しに天守を撮ると、額縁効果で一層映えます。
  • 紅葉ライトアップ
    11月上旬~中旬には紅葉のライトアップが開催され、夜の幻想的な雰囲気の中でお城と紅葉を撮影できます。
  • 国道256号線 堀越峠・東殿山展望台
    雲海と紅葉に浮かぶ「天空の城」郡上八幡城を遠望できる人気スポット。
    特に早朝、雲海が発生しやすい時期(10月下旬~1月)は絶景です。

冬(雪景色)

  • 城内・山頂付近
    雪化粧した白亜の天守と真っ白な景色のコントラストが美しい。
    晴れた日の青空と雪景色は特に写真映えします。
  • 城下町からの眺め
    雪に包まれた城下町とお城を一緒に撮影でき、冬ならではの静謐な雰囲気が楽しめます。

季節ごとの楽しみ

季節楽しみ・イベント写真映えポイント
桜の名所、夜桜ライトアップ愛宕公園、城山公園
吉田川沿い
新緑、森林浴、青空石垣周辺
天守最上階からの眺望
紅葉、紅葉ライトアップ、雲海城内もみじ並木、堀越峠
東殿山展望台
雪景色、晴天時の青空山頂付近、城下町からの遠景

補足

  • 城内にはおすすめ絶景スポットの看板が設置されており、撮影ポイントを探しやすくなっています。
  • 紅葉や桜の時期は混雑するため、早朝や平日が狙い目です。
  • 雲海や雪景色は天候次第で見られないこともあるため、事前に天気予報をチェックしましょう。

四季折々で異なる表情を見せる郡上八幡城。
季節ごとに訪れて、ぜひお気に入りの一枚を撮影してください。

季節がくれた“今だけの景色”を、家族の一枚に。

郡上八幡城は、小さな子どもと一緒でも自然と歴史の絶景が楽しめる、特別なお城です。

春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色――季節がくれた“今だけの景色”との出会いが待っています。

ただし、坂道・段差・暑さ・トイレ事情など、山城ならではの注意点もあります。
無理のないスケジュールと事前準備をして、ふもとの城下町とセットでゆったりと楽しみましょう。

その一瞬にしか出会えない、あなただけの風景を探しに行ってみませんか?
きっと、家族で忘れられない一枚が残せます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。