今年の郡上おどり・徹夜踊りに参加予定の方、
「車で行くべき?でも運転できない…」
「運転に自信がない」
「お酒も飲みたいし…」と迷っていませんか?
実は近年、電車や高速バスなど公共交通を使って郡上八幡に訪れる人が増えています。
駐車場の混雑や渋滞を避けられるうえに、駅やインターからは会場まで徒歩圏内という便利さも人気の理由。
ただし気をつけたいのは、「帰りの交通手段」。
徹夜踊りは深夜まで続きますが、電車やバスは夜9時ごろには終了してしまうため、
「帰れなくなった…」という声も少なくありません。
この記事では、高山方面から電車やバスで郡上八幡へ行く方法をわかりやすくまとめました。
岐阜方面(岐阜駅)からのアクセス方法はこちら↓
岐阜駅から郡上へ!『徹夜踊り』バス&電車でのアクセス方法
高山駅から郡上八幡への行き方
郡上八幡へのアクセス方法は大きく分けて2通り。
①高速バスで直通
②特急+長良川鉄道で郡上八幡へ
それぞれ「所要時間」「料金」「降車後の徒歩距離」に違いがあります。
どのルートが自分たちに合っているか、旅のスタイルやスケジュールに合わせて選んでください。

利用手段 | 所要時間 | 運賃目安 | 降車・乗換 | 備考 |
高速バス | 約1時間21分 | 約2,400円 | 降車後徒歩 約30分 | 乗換なし、簡単で安心 郡上中心部まで距離がある |
特急+ 長良川鉄道 | 約3時間40分 | 約3,400 〜3,600円 | 美濃太田で 乗換 | 景色が特徴的、旅情ルート |
高山からの直通高速バス(濃飛バス「ひだ高山号」)

高山方面から郡上八幡へは、高山濃飛バスセンターから高速バス「ひだ高山号」を利用してアクセスする方法が便利です。下車するのは「郡上八幡インター」です。
ここから城下町プラザなど市街地中心部までは、徒歩約30分です。
まめバスを利用する場合、『郡上八幡IC』バス停から、『五町一丁目』バス停に移動
まめバス(郡上市内コミュニティバス)で『新町』まで向かいます。
郡上八幡ICから新町(会場)までのルート
郡上八幡ICバス停から、徹夜踊りの主な会場となる「新町エリア」まではおおよそ徒歩30分(約2km)。
郡上市内は坂道が多い為、荷物が多い方や体力に自信のない方は、市内循環の「まめバス(郡上コミュニティバス)」の利用が便利です。
アクセス方法 | 所要時間 | 運賃 | 降車場所 (会場までの距離) | 備考 |
徒歩 | 約30分 | 無料 | 新町会場まで 直接アクセス | 約2km、軽い上り坂 |
まめバス (赤ルート) | 約25分 | 100円 | 新町バス停 (会場目の前) | まめバスのバス停(五町一丁目)まで 800mほどの距離がある |
まめバス (青ルート) | 約27分 | 100円 | 新町バス停 (会場目の前) | まめバスのバス停(五町一丁目)まで 800mほどの距離がある |
まめバス、青ルート・赤ルートともに、乗車・降車場所は同じです(右回りか左回りかの違い)
本数は赤ルート・青ルートそれぞれ1時間に1本ずつ、乗車時間は10分程度、料金は一律100円です。
注意事項
バスは1日11本運行されていますが、郡上八幡インターに停車する便はそのうち6本のみです。
必ず「郡上八幡インターに停車する便」を選んでください。
所要時間は約1時間21分、運賃は通常約2,400円。
事前にWEB予約をすれば、割引価格の約2,100円で購入可能です。
高速バス公式予約サイトはこちら↓
高速バスのハイウェイバスドットコム 全国の高速バスを簡単予約
なお、6歳未満の幼児は無料で乗車できますが、座席を利用する場合は小児運賃が必要になるのでご注意ください。
高山駅から列車利用(特急&長良川鉄道)
こちらの方法は、高山駅から特急電車で美濃太田駅へ、そこから長良川鉄道に乗り換えて、郡上八幡駅を目指す方法です。
項目 | 特急「ひだ」号 | 普通列車 (高山本線・快速含む) |
発着ホーム | 1番線(原則) 高山駅駅舎前のホームから発車 | 2〜3番線 駅掲示板で都度確認が必要 |
運賃(片道) | 約3,840円 (乗車券+自由席特急券) | 約1,980円 (IC・乗車券のみ) |
予約方法 | みどりの窓口、券売機 ネット予約(e5489など) | 券売機・窓口で購入可 IC利用可能 |
- ホームの案内について
特急「ひだ」は通常1番線から発車する位置にありますが、普通列車は2〜3番線から出ることが多いため、事前に駅で掲示案内を確認することをおすすめします - 料金比較
特急は早く着く分高額になる一方、普通列車はリーズナブルですが時間がかかります。 - 予約方法の違い
特急利用時は「みどりの窓口」や指定席券売機のほか、ネット予約(e5489など)による事前確保も可能です。
普通列車はICカードや自動券売機での購入が中心になります。
JR西日本ネット予約サイト(e5489)はこちら

※上記時刻表は平日のものです。出発前に必ず、公式サイトにて時刻表の確認をお願いします。
JR東海公式『アクセス検索』ページはこちら
美濃太田駅から郡上八幡駅へのアクセス
美濃太田駅から郡上八幡駅までは、長良川鉄道を利用し移動します。
美濃太田駅の長良川鉄道ホームはJRのホームとは完全に分かれている専用ホームになっています。
項目 | 内容 |
運賃(大人) | 1,380円 |
運賃(こども) | 大人の半額 (10円未満切り上げ) |
所要時間 | 約1時間25分 |
乗り場 | 長良川鉄道専用ホーム (JRとは別、単式1面1線) |
支払方法 | 切符購入のみ (ICカード利用不可) |
- ホームの位置
美濃太田駅の長良川鉄道ホームは、JRのホームとは別の北側にあり、すべての列車がこのホームから発車します。番線番号は付いていません。
- 運賃区分
【おとな】12才以上
【こども】6才以上〜12才未満(半額・端数切り上げ)
【幼児】6才未満(大人1人につき2人まで無料、単独乗車はこども運賃) - ダイヤの注意点
平日・土曜・日曜/祝日で時刻が異なります。
事前に公式サイトでの営業時間の確認やNAVITIME時刻検索で確認してください。 - チケット購入方法
駅の券売機または窓口で購入。
セブンイレブンでフリー乗車券の事前購入も可能。 - 郡上八幡駅まで行かない(手前で終点の)電車もあります。
時刻表に『美濃市』『湯の洞温』と書かれている時間の電車は、郡上八幡駅の手前の駅が終点になります。八幡までいけない為、注意してください。 - 長良川鉄道線は車内収受方式なので、正面の出札窓口or自動券売機できっぷ(フリーきっぷ含む)を買えば、そのまま列車に乗車できます。
また、長良川鉄道線は「PayPay」決済も可能。
「PayPay」で運賃を支払う場合はそのまま列車にご乗車下さい。
参考サイト:『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)で、駅構内(ホーム)についても詳細が語られていました。

臨時列車時刻表(8月13日(夜)~17日(早朝))はこちら
郡上八幡駅から会場(新町)までのアクセス

郡上八幡駅から、徹夜踊りの主な会場となる「新町エリア」まではおおよそ徒歩17分(約1.2km)。
ゆるやかな上り坂が続くため、荷物が多い方や体力に自信のない方は、市内循環の「まめバス(郡上コミュニティバス)」の利用が便利です。
3つのアクセス方法と所要時間
アクセス方法 | 所要時間 | 運賃 | 降車場所 (会場までの距離) | 備考 |
徒歩 | 約17分 | 無料 | 新町会場まで 直接アクセス | 約1.2km、軽い上り坂 |
まめバス (赤ルート) | 約7分 | 100円 | 新町バス停 (会場目の前) | 最も近くて便利 |
まめバス (青ルート) | 約15分 | 100円 | 城下町プラザバス停 (徒歩6分) | 途中の街並み散策も可 |
- 赤ルートは「郡上八幡駅」から6つ目の「新町」バス停まで約7分で直行。
- 青ルートは「城下町プラザ」で降りて徒歩6分ほど。
ルート内の観光名所が豊富なので、観光+移動派におすすめです。
まめバス利用時の注意
徹夜踊り期間中(2025年8月13日〜16日)は18:30以降、郡上八幡市街地中心の主要バス停が交通規制により休止となります。
影響を受けるバス停例:
- 郡上八幡城下町プラザ(青ルート)
- 新町バス停(赤ルート)
- 郡上八幡博覧館前 など
このため、夜間は「まめバス」や「岐阜バス」などの路線バスは利用不可になります。
また、徹夜踊り開催期間中のバスの運行ダイヤは日・祝日ダイヤになっています

【参考リンク】岐阜バス公式:交通規制とバス停休止のお知らせ/上記PDFはこちら
小さな子ども連れで徹夜踊りを楽しむなら、ベビーカーより抱っこ紐がおすすめ。会場周辺は段差や人混みが多くて、ベビーカーだとちょっと動きにくいかもしれません。
赤ちゃんの駅・休憩所・トイレ情報など、子連れに嬉しい情報を別記事でまとめています
徹夜踊りは「帰りの手段」に注意!
郡上八幡の徹夜踊りは、夜10時頃から深夜2時ごろにかけてが最も盛り上がる時間帯。
ですが、公共交通機関の運行はすでに終了している時間帯です。
長良川鉄道 | 20:00~21:00台 | 終電が早く、途中駅止まりも多い |
高速バス (名鉄など) | 19:00~20:00台 | 徹夜踊りには間に合わない or 行き専用と考えて |
郡上市内バス (まめバス等) | 夕方で終了 | 夜間は運行なし |
タクシー | 深夜も稼働はあるが、確保困難 | 台数に限りがあり 並んでも乗れない可能性大 |
日帰りは「早めに帰る or 朝まで待つ」のどちらか。徹夜踊りの深夜帯を楽しみたい人ほど、泊まるつもりで来るのが安全です!
帰れない!困った!にならないように、「行き」だけでなく「帰り」も含めた計画を立てましょう。
徹夜踊りを最後まで楽しみたい方へ。郡上八幡での宿泊がおすすめ!
子連れでも安心な宿や、踊りの後に癒される温泉宿をまとめた記事はこちら↓
・子連れ歓迎!郡上宿泊施設おすすめ6選|アメニティ充実の安心宿を厳選紹介
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帰れなくても焦らない、泊まり前提で“徹夜”を楽しもう
郡上八幡の徹夜踊りは、夜からが本番、深夜がピーク。
金沢や高山方面からは電車や高速バスでアクセス可能ですが、深夜は公共交通が動いていないため、
日帰りだとどうしても制限が出てしまいます。
せっかくなら、「泊まるつもり」で訪れて、夜通し踊って、翌朝ゆっくり帰るのがいちばん安心で楽しい過ごし方。
宿泊先を早めに予約して、無理のないプランで、
郡上の夏を、まるごと満喫しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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