今年の郡上おどり・徹夜踊りに参加予定の方、
「車で行くべき?でも運転できない…」
「運転に自信がない」
「お酒も飲みたいし…」と迷っていませんか?
実は近年、電車や高速バスなど公共交通を使って郡上八幡に訪れる人が増えています。
駐車場の混雑や渋滞を避けられるうえに、駅やインターからは会場まで徒歩圏内という便利さも人気の理由。
ただし気をつけたいのは、「帰りの交通手段」。
徹夜踊りは深夜まで続きますが、電車やバスは夜9時ごろには終了してしまうため、
「帰れなくなった…」という声も少なくありません。
この記事では、名古屋・岐阜方面から電車やバスで郡上八幡へ行く方法をわかりやすくまとめました。
徹夜踊り当日はダイヤの乱れや混雑が予想されます。
最新の情報に留意しつつ、参考にしてください。
高山方面から郡上八幡へのアクセス方法はこちら↓
高山方面から郡上へ!『徹夜踊り』バス・電車でのアクセス方法
岐阜駅から郡上八幡への行き方
郡上八幡へのアクセス方法は大きく分けて2通り。
①高速バスで直通
②特急+長良川鉄道で郡上八幡へ
それぞれ「所要時間」「料金」「降車後の徒歩距離」に違いがあります。
どのルートが自分たちに合っているか、旅のスタイルやスケジュールに合わせて選んでください。
高速バスで郡上に向かう方法
高速バスを利用すれば、乗り換えなしで徹夜踊り会場周辺(城下町プラザ)まで移動可能です。
乗り場 | JR岐阜駅 北口バスターミナル 14番のりば |
本数 | 8時台から19時台まで、2時間に1本ペース 参考サイト:岐阜バス時刻表PDF |
所要時間 | 約 1時間(岐阜駅 → 郡上八幡城下町プラザ) |
料金 | 約 1,700〜1,900円(IC対応) |
降車場所 | 「郡上八幡城下町プラザ」または「八幡駅前」下車 徒歩10〜15分で城下町中心部へ |
参考サイト:岐阜バス「高速 岐阜八幡線」サイトはこちら
JR岐阜駅 〜 美濃太田駅 〜 長良川鉄道で電車移動
電車乗り継ぎでの移動方法です。ローカル感を味わいたい方におすすめ。

岐阜駅から美濃太田駅までのアクセス
高山本線を利用する場合は4番ホームから、
特急「ひだ」を利用する場合は3番ホームから乗車します。

区間 | 内容 | 所要時間 | 運賃(IC) |
岐阜〜美濃太田 (特急「ひだ」号) | 特急列車(自由席) | 約20分 | 510円+330円 (特急料) |
岐阜〜美濃太田 (快速/普通) | JR高山本線利用 | 約40分 | 510円 |
美濃太田〜郡上八幡 | 長良川鉄道 越美南線 普通列車 | 約1時間20分 | 約1,380円 |
※特急を使用する場合、座席によって金額(特急料)が変わります。
自由席(330円)指定席(1490円)グリーン車(2260円)
参考サイト:JR東海公式サイト「アクセス検索」
特急「ひだ」号の乗り方・切符の購入方法
※みどりの窓口とは、JR全線の有人切符売り場のこと。JR東海は「みどりの窓口」という呼称を使っておらず、「JR全線きっぷうりば」というのが みどりの窓口的な場所になります。
看板にも「JR全線きっぷうりば」と明記されていて、看板の色は緑ではなく白。
JR岐阜駅の2F、中央改札口横の自動きっぷうりばの隣に設置されています。
参考サイト: トレたび – 鉄道・旅行情報サイト

電車の発車時刻は平日と土日祝日で異なる場合があります。
さらに、徹夜踊りなどの大きなイベント時には、臨時ダイヤの運行や一部路線の変更、ダイヤの乱れが発生する可能性があります。
出発前に必ず公式サイトの時刻表や運行情報、ニュースアプリなどで最新情報をチェックしてください。
美濃太田駅から郡上八幡駅へのアクセス
美濃太田駅から郡上八幡駅までは、長良川鉄道を利用し移動します。
美濃太田駅の長良川鉄道ホームはJRのホームとは完全に分かれている専用ホームになっています。
項目 | 内容 |
運賃(大人) | 1,380円 |
運賃(こども) | 大人の半額 (10円未満切り上げ) |
所要時間 | 約1時間25分 |
乗り場 | 長良川鉄道専用ホーム (JRとは別、単式1面1線) |
支払方法 | 切符購入のみ (ICカード利用不可) |
- ホームの位置
美濃太田駅の長良川鉄道ホームは、JRのホームとは別の北側にあり、すべての列車がこのホームから発車します。番線番号は付いていません。
- 運賃区分
【おとな】12才以上
【こども】6才以上〜12才未満(半額・端数切り上げ)
【幼児】6才未満(大人1人につき2人まで無料、単独乗車はこども運賃) - ダイヤの注意点
平日・土曜・日曜/祝日で時刻が異なります。
事前に公式サイトでの営業時間の確認やNAVITIME時刻検索で確認してください。 - チケット購入方法
駅の券売機または窓口で購入。
セブンイレブンでフリー乗車券の事前購入も可能。 - 郡上八幡駅まで行かない(手前で終点の)電車もあります。
時刻表に『美濃市』『湯の洞温』と書かれている時間の電車は、郡上八幡駅の手前の駅が終点になります。八幡までいけない為、注意してください。 - 長良川鉄道線は車内収受方式なので、正面の出札窓口or自動券売機できっぷ(フリーきっぷ含む)を買えば、そのまま列車に乗車できます。
また、長良川鉄道線は「PayPay」決済も可能。
「PayPay」で運賃を支払う場合はそのまま列車にご乗車下さい。
参考サイト:『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)で、駅構内(ホーム)についても詳細が語られていました。

臨時列車時刻表(8月13日(夜)~17日(早朝))はこちら
郡上八幡駅から会場までのアクセス

郡上八幡駅から、徹夜踊りの主な会場となる「新町エリア」まではおおよそ徒歩17分(約1.2km)。
ゆるやかな上り坂が続くため、荷物が多い方や体力に自信のない方は、市内循環の「まめバス(郡上コミュニティバス)」の利用が便利です。
3つのアクセス方法と所要時間
アクセス方法 | 所要時間 | 運賃 | 降車場所 (会場までの距離) | 備考 |
徒歩 | 約17分 | 無料 | 新町会場まで 直接アクセス | 約1.2km、軽い上り坂 |
まめバス (赤ルート) | 約7分 | 100円 | 新町バス停 (会場目の前) | 最も近くて便利 |
まめバス (青ルート) | 約15分 | 100円 | 城下町プラザバス停 (徒歩6分) | 途中の街並み散策も可 |
- 赤ルートは「郡上八幡駅」から6つ目の「新町」バス停まで約7分で直行。
- 青ルートは「城下町プラザ」で降りて徒歩6分ほど。
ルート内の観光名所が豊富なので、観光+移動派におすすめです。
注意! 18:30以降はバス停が使えない!
徹夜踊り期間中(2025年8月13日〜16日)は18:30以降、郡上八幡市街地中心の主要バス停が交通規制により休止となります。
影響を受けるバス停例:
- 郡上八幡城下町プラザ(青ルート)
- 新町バス停(赤ルート)
- 郡上八幡博覧館前 など
このため、夜間は「まめバス」や「岐阜バス」などの路線バスは利用不可になります。
また、徹夜踊り開催期間中のバスの運行ダイヤは日・祝日ダイヤになっています

【参考リンク】岐阜バス公式:交通規制とバス停休止のお知らせ/上記PDFはこちら
小さな子ども連れで徹夜踊りを楽しむなら、ベビーカーより抱っこ紐がおすすめ。会場周辺は段差や人混みが多くて、ベビーカーだとちょっと動きにくいかもしれません。
赤ちゃんの駅・休憩所・トイレ情報など、子連れに嬉しい情報を別記事でまとめています
比較まとめ表
方法 | 所要時間 | 料金 | 会場までの徒歩 | 備考 |
高速バス (岐阜駅発) | 約1時間 | 約1,800円 | 10〜15分 | 会場に近く便利。 ただし最終便早め。 |
電車 (JR+長良川鉄道) | 約2時間 | 約2,100 ~2,600円 | 約20分 | 景観が魅力。 便数少なく注意。 |
補足情報・地元からの注意点
- 乗り場情報:
JR岐阜駅北口バスターミナルの14番のりばで乗車。以前は名鉄岐阜駅発もありましたが、現在はこちらのみです。 - 徹夜踊り中のダイヤについて:
特別臨時便が出る年もありますが、通常は最終便が20時台まで。帰りは宿泊前提で計画しましょう。
長良川鉄道公式サイト【2025年8月13日~17日】徹夜踊り(郡上おどり・白鳥おどり)開催に伴う臨時列車時刻表はこちら
徹夜踊りは「帰りの手段」に注意!
郡上八幡の徹夜踊りは、夜10時頃から深夜2時ごろにかけてが最も盛り上がる時間帯。
ですが、公共交通機関の運行はすでに終了している時間帯です。
長良川鉄道 | 20:00~21:00台 | 終電が早く、途中駅止まりも多い |
高速バス (名鉄など) | 19:00~20:00台 | 徹夜踊りには間に合わない or 行き専用と考えて |
郡上市内バス (まめバス等) | 夕方で終了 | 夜間は運行なし |
タクシー | 深夜も稼働はあるが、確保困難 | 台数に限りがあり 並んでも乗れない可能性大 |
日帰りは「早めに帰る or 朝まで待つ」のどちらか。徹夜踊りの深夜帯を楽しみたい人ほど、泊まるつもりで来るのが安全です!
帰れない!困った!にならないように、「行き」だけでなく「帰り」も含めた計画を立てましょう。
徹夜踊りを最後まで楽しみたい方へ。郡上八幡での宿泊がおすすめ!
子連れでも安心な宿や、踊りの後に癒される温泉宿をまとめた記事はこちら↓
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帰れなくても焦らない、泊まり前提で“徹夜”を楽しもう
郡上八幡の徹夜踊りは、夜からが本番、深夜がピーク。
岐阜や名古屋方面からは電車や高速バスでアクセス可能ですが、深夜は公共交通が動いていないため、
日帰りだとどうしても制限が出てしまいます。
せっかくなら、「泊まるつもり」で訪れて、夜通し踊って、翌朝ゆっくり帰るのがいちばん安心で楽しい過ごし方。
宿泊先を早めに予約して、無理のないプランで、
郡上の夏を、まるごと満喫しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。