【2025保存版】郡上『徹夜踊り』はじめてBOOK~当日の流れやルールまとめ~

郡上おどり関連
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郡上八幡の「徹夜踊り」

一度は名前を聞いた方も多いのでは?

この記事では、徹夜踊りに初めて参加したい方に向けて

2025年の日程や参加方法、交通手段から家族で楽しむ方法までをまとめています。

ぜひ参考にして頂き、今年の徹夜踊りを一緒に盛り上げましょう!!


郡上の夏の風物詩「徹夜踊り」とは?

「徹夜踊り」は、岐阜県郡上市八幡町で約400年にわたって受け継がれてきた「郡上おどり」のクライマックスともいえる催しです。毎年お盆の8月13日から16日までの4日間、夜8時から翌朝5時ごろまで、眠ることなく踊り明かします。その光景は圧巻で、踊り手や観客であふれる町の中心部は、まさに「踊りの都」と化します。

会場にはやぐらが設置され、生演奏の太鼓や三味線に合わせて、誰もが自由に踊りの輪へ加わることができます。初心者も歓迎されるため、観光で訪れた人でも気軽に参加できる点がこの踊りの大きな魅力です。

郡上おどりと徹夜踊りの違いとは?

結論から言うと、「郡上おどり」は夏の間約30夜続く長期的な盆踊りであり、「徹夜踊り」はその中でもお盆の4日間に限って行われる特別な期間のことです。

郡上おどりは7月中旬から9月上旬まで、市内各地を巡りながら開催される日本一長い盆踊りといわれています。一方で、徹夜踊りは8月13日から16日の4日間、郡上八幡の町中心部で連夜行われ、夜通し踊り続けるのが特徴です。普段の郡上おどりは地元の参加者が中心ですが、徹夜踊りになるとその規模は数万人にまで膨れ上がり、町全体が熱気に包まれます。

また、開催時間の違いも明確です。郡上おどりは基本的に夜数時間の開催ですが、徹夜踊りは深夜を越えて朝方まで続くため、体力的にも覚悟が必要です。それでも多くの人々が参加するのは、徹夜で踊るからこそ得られる特別な一体感があるからでしょう。

なぜ徹夜で踊る?徹夜踊りの由来と魅力

徹夜踊りが始まった背景には、江戸時代の郡上藩主の意向がありました。当時の藩主が「お盆の4日間は、身分に関係なく誰もが踊りに参加できるように」と奨励したことから、士農工商といった身分の隔てを越えて人々が一つになれる特別な行事として発展したのです。

さらに、徹夜踊りの起源には、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」に基づく祖霊供養の意味合いもあります。先祖の霊を迎え、供養するための踊りとして、夜通し踊ることで感謝や敬意を表す文化が根づいてきました。

このような歴史的背景を持つ徹夜踊りは、単なる娯楽ではなく、地域の絆や精神文化を象徴する祭りでもあります。参加者が朝日とともに迎える最終日は、神聖な静けさとともに心に深く残る体験となることでしょう。

【2025年】郡上徹夜踊りの日程と開催情報

郡上の「徹夜踊り」は、ただの盆踊りではなく、夜通しの非日常を体験できる特別な祭りです。時間帯や会場、天候の影響を事前にしっかり把握して、当日は心から楽しみましょう。

<2025年>徹夜踊りのスケジュール

2025年の徹夜踊りは、例年通り「8月13日(火)〜8月16日(金)」に開催される見込みです。

各日とも踊りは夜8時からスタートし、日によって翌朝4時または5時まで続きます。

  • 8月13日・16日:翌朝4時頃まで
  • 8月14日・15日:翌朝5時頃まで

特に14日・15日は参加者も多く、最も盛り上がる日程です。長時間踊り続ける場合は、休憩を挟みながら無理のないスケジュールを組みましょう。

2025年の郡上おどり全日程についてはコチラの記事を参考にしてください

徹夜踊りの会場

会場は主に郡上八幡の町中で、新町、本町、橋本町周辺を中心に、日替わりで開催場所がやや変わることがあります。

やぐらを囲むように踊りの輪が広がり、どの会場でも趣ある町並みと踊りが見事に調和しています。

訪れる前にその日の会場情報を確認しておくと、スムーズに現地入りできます。

特別行事やコンクール開催日には注意

通常は同じ時間帯で進行しますが、踊りコンクールや特別催事がある日にはスケジュールが一部変更されることがあります。

たとえばコンクール開催日は演舞の時間が追加されたり、開始時間が早まるケースも。毎年変動がありますので、公式のタイムスケジュールや案内ポスターを必ずチェックしてください。

天候による中止や変更情報はどこで確認?

徹夜踊りは基本的に雨天決行です。多少の雨では中止にならず、踊り手たちは合羽を着てでも踊る姿勢を見せます。

ただし、台風や豪雨など安全が確保できないと判断された場合は中止や変更となる場合があります。

その際に重要なのが最新情報の確認です。信頼できる情報源は以下の通りです。

SNSは特にリアルタイム更新が期待できるため、出発前や現地到着時にチェックすることをおすすめします。

徹夜踊りの時間と当日の流れ

郡上八幡の徹夜踊りは、伝統と自由が融合した特別な祭りです。初心者でも、観光客でも、ふらりと立ち寄った人でも、その場にいるだけで心が躍るような雰囲気に包まれます。

ルールはシンプルで、事前準備も不要思い立ったらすぐに参加できる開かれた踊りです。

夜通し続く徹夜踊りの輪に飛び込めば、きっとあなたも、踊りの魅力に引き込まれて忘れられない夏の思い出になることでしょう。

踊りの時間は夜8時から翌朝まで

徹夜踊りの踊りは、毎晩午後8時に始まり、朝まで続くのが特徴です。

13日と16日は翌朝4時頃まで、14日と15日は朝5時頃まで踊りが続きます。

時間中は音楽が鳴り止むことなく流れ、まさに“夜通しの踊り”としての名にふさわしい雰囲気です。

この時間帯に参加すれば、いつでも踊りの輪に加わることができます。

踊りはノンストップで進行するため、好きなタイミングで参加し、好きなタイミングで抜けることができるのも、徹夜踊りの自由な魅力の一つです。

初心者でも参加OK?受付やルールは?

徹夜踊りは、誰でも気軽に参加できる盆踊りです。事前の申込や受付は一切必要ありません。

服装も自由で、浴衣や下駄が推奨されますが、私服やサンダルでも問題なく参加できます。ただし、郡上おどり特有の下駄の音を楽しむためにも、木製の下駄を履くとより雰囲気を味わえるでしょう。

踊り方も難しくはなく、周りの人の動きを見ながら自然に覚えていくスタイルです。周囲と呼吸を合わせて踊ることで、初心者でもすぐに輪の中に溶け込むことができます。

注意点としては、踊りの進行を妨げないこと、撮影時には他の参加者への配慮を忘れないことなど、基本的なマナーを守れば誰でも歓迎される環境です。

踊りの種類と人気曲

徹夜踊りで踊られる曲は全部で10曲あります。それぞれに異なるリズムと振付があり、飽きずに長時間踊ることができます。なかでも代表的な曲には以下のようなものがあります。

  • かわさき:初心者にも優しく、最も親しまれている定番曲。
  • 春駒:テンポが良く、下駄の音が心地よく響く人気ナンバーワンの踊り。
  • 三百(さんびゃく):ゆっくりとしたテンポで、休憩にもなる穏やかな曲。
  • やっちく:スピード感があり、上級者にも好まれる曲。
  • げんげんばら:明るく楽しい雰囲気で、子どもから大人まで楽しめます。

この他にも「猫の子」「まつさか」「古調かわさき」など、郡上の歴史や文化を感じられる曲が順番に流れ、踊りの魅力をさらに深めてくれます。

駐車場・交通アクセス完全ガイド

徹夜踊りは毎年お盆期間中、郡上八幡の中心地で夜通し行われる盛大な踊りの祭典です。多くの来場者が訪れるため、車で向かう場合は駐車場の確保が重要になります。特に会場周辺は早い時間から満車になる傾向があるため、当日探すよりも、事前にネット予約を済ませておくと安心です。

会場周辺の駐車場情報と料金

徹夜踊り期間中は、一部の学校施設や公共スペースが臨時駐車場として開放されることがあります。

たとえば、八幡小学校や八幡中学校のグラウンドが駐車場として活用される年もあり、こうした場所からはシャトルバスが運行される場合もあります。これにより、徒歩移動の負担を軽減しながら会場へアクセスできます。

臨時駐車場について詳しい場所と時間を一覧でまとめた記事はコチラ

駐車場は予約できる?おすすめの利用方法

予約可能な駐車場サービスとしては、「特P」「タイムズのB」「akippa」などがあり、希望の日にちや車種に応じて選ぶことができます。なかには大型車やミニバンにも対応したスペースがあり、家族やグループで訪れる方にも便利です。徒歩5~10分圏内の好立地な駐車場が多く、徹夜踊りの会場までのアクセスもスムーズです。

また、バリアフリー対応の駐車スペースも一部に整備されており、車いすやベビーカーを利用する方も安心です。坂道や石畳の多い町並みではありますが、主要な踊り会場や観光案内所ではサポート体制があることも多いため、事前に観光協会や駐車場管理者に問い合わせておくとより安心でしょう。

特Pやakippaなどの駐車場予約サイトでは、現地の写真や料金、対応車種なども確認でき、安心して利用できます。タイムズのBでは、最大2週間前から予約が可能で、長時間滞在にも適した定額プランが用意されています。

公共交通機関でのアクセスと混雑状況

名古屋・岐阜方面からは高速バスが便利で、「城下町プラザ」バス停で降りれば会場まで歩いてすぐです。また、長良川鉄道を利用すれば、「郡上八幡駅」から町の中心部までアクセス可能です。徹夜踊りの開催期間中は一部道路が通行止めになるため、公共交通を選ぶと渋滞を避けられるメリットもあります。

当日の混雑状況や交通規制、臨時駐車場・シャトルバスの運行状況などは、郡上八幡観光協会の公式サイトや「TABITABI郡上」、運営委員会のSNSアカウントで随時更新されます。とくに徹夜踊りが行われる時間帯は混雑が激しいため、出発前に最新情報をチェックすることが大切です。

子ども連れでも楽しめる?ファミリー向け情報

子どもが参加できる時間帯とオススメの場所

子どもが踊りに参加するなら、夜8時から10時頃までの時間帯が最も安全でおすすめです。

郡上おどり・徹夜踊りは誰でも参加できるイベントですが、岐阜県青少年健全育成条例により、18歳未満の外出は22時以降制限されています。

そのため、小さなお子さんが参加する場合は、イベント開始直後の20時から22時の間に楽しむのが安心です。

この時間帯は比較的人出も穏やかで、踊りの輪にも入りやすく、親子で参加するには最適です。

特に新町・橋本町の四つ辻エリアは道幅も広く、地元の子どもたちも多く見かけられるファミリー向けの場所です。徹夜踊りといっても、早い時間帯なら小さなお子さんにも無理なく楽しめる雰囲気です。

ベビーカーでの移動・おむつ替えスポットはある?

会場周辺にはベビーカーでの移動が可能で、おむつ替えや授乳に使える多目的トイレも整備されています。

徹夜踊りの会場は一部が歩行者天国になっているため、ベビーカーでも比較的スムーズに移動できます。ただし石畳や坂道が多いため、混雑が本格化する前の早い時間帯の移動がおすすめです。

おむつ替えや授乳に対応した設備は、城下町プラザ、郡上八幡博覧館、観光案内所などで利用可能です。

特に城下町プラザは中心地に位置し、アクセスが良いため利用しやすいスポットです。混雑時には順番待ちになることもあるため、早めの利用を心がけましょう。

子どもが飽きない工夫と休憩スポット

踊りの合間にも楽しめる工夫が豊富にあり、休憩スペースも充実しています。

徹夜踊りでは、踊りのテンポや振り付けが異なる全10曲が順番に流れるため、子どもでも飽きずに楽しめる内容となっています。

「かわさき」や「春駒」など、初心者でもすぐに真似できる踊りも多く、親子で一緒に踊ることで、より楽しい思い出になります。

また、会場周辺には縁日風の屋台や地元のカフェが並び、かき氷や焼きそば、郡上名物を味わうこともできます。こうしたグルメの楽しみが、子どもにとっての良い気分転換にもなります。

休憩したいときには、城下町プラザや郡上八幡博覧館、町中の広場などにベンチや休憩スペースが用意されています。

気温が高い時期でもあるため、熱中症対策としてこまめに水分をとりながら、無理せず休憩をとることが大切です。

まとめ

郡上おどり・徹夜踊りは、初めてでも、子ども連れでも安心して参加できる、日本有数の伝統的な盆踊りイベントです。
とくにファミリーでの参加を考えている方は、20時〜22時ごろまでを目安に参加し、ベビーカーやおむつ替え対応の施設を事前に確認しておくと安心です。

踊りの輪には自由に加わることができ、振り付けも見よう見まねで自然に覚えられるため、子どももすぐに楽しめます。
屋台グルメや休憩スポットも充実しているので、飽きずに過ごせる工夫もたっぷり。

また、駐車場の事前予約や、踊りの動画予習、水分補給の準備などをしておけば、当日もスムーズに過ごせます。
混雑時でも焦らず、家族みんなで心地よく「徹夜踊り」を楽しめるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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